やがて、たまに無意識のうちに正しいキーを打っていることに気づくようになります。特に位置を考えなくても指が自然に動いたわけです。文字と指の動きの反射神経が出来つつある証拠です。この時期は間違いも多くなります。この段階までくれば、タイプ練習を少し休んでも大丈夫です。いったん水に浮くことを覚えた子供が翌年すぐにそこから練習を再開できるように、不思議とキーの位置を身体が覚えているものです。
あとは、練習をすればするほどスピードが上がっていきます。しかし、上達は段階的です。あるレベルで上達が止まったように思え、もうこれ以上上達するのは無理だと思うことがありますが、練習を続けると突然にそのレベルを超えることが出来るものです。
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