能率という点でいえば、かな入力の方が、頭の中で思い浮かべる言葉をそのまま入力できるので自然ですし、一文字に対して一回キーを打てばよいので、ローマ字入力よりはるかに効率的です。
ローマ字入力では、かなをローマ字に変換してから打つという手間があります。熟練すれば、この変換も意識せずに行えるようになりますが、英文混じりの文章では、ここは英語のスペルで、これはローマ字でと頭の切り替え作業が煩わしく感じることもあります。
覚えてしまえばかな入力が優れているのは間違いないことです。
しかし、現状はローマ字入力をする人が圧倒的に多いという事実があります。かな入力は覚えるまでが大変です。少々非能率的ではあっても、簡単にタッチタイプを覚えられるほうがよい、と多くの人が判断した結果ローマ字入力が主流となっているのです。能率よりも覚えやすさが優先されたというわけです。
このサイトではかな入力の練習コースもあります。挑戦してみてください。
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